症状

胃の痛み

みぞおちの痛みや胃の不快感が続く場合、胃炎や胃潰瘍、逆流性食道炎などが背景にあることがあります。痛み止めの服用が関係していることも少なくありません。すぎやま内科では、日本消化器病学会専門医・日本肝臓学会専門医の泉院長が診療し、必要に応じて胃カメラ(経鼻・経口)で確認します。

監修: 泉 貞言(院長)公開日: 最終更新日:

胃の痛みが続くときに考えること

みぞおちのあたりの痛み、しめつけられる感じ、食後や空腹時の不快感は、胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・逆流性食道炎などでよくみられます。

痛みの出るタイミングは原因を考える手がかりになります。空腹時に強く食事で和らぐ場合、食後に強くなる場合など、経過を教えていただけると診療に役立ちます。

痛み止めが原因のことがあります

整形外科などで処方される痛み止め(消炎鎮痛薬)は、胃炎・胃潰瘍の代表的な原因の一つです。市販の痛み止めでも同じことが起こります。

他の医療機関で処方されているお薬も含めてご相談ください。お薬手帳をお持ちいただくと、服用中のお薬全体を踏まえた診療ができます。

受診のときに教えていただきたいこと

  • いつごろから、どのくらいの頻度で痛むか
  • 空腹時か食後か、夜間に起きるか
  • 服用中のお薬(とくに痛み止め)
  • 体重の変化、便の色の変化
  • 健診でピロリ菌陽性・便潜血反応陽性を指摘されたことがあるか

すぎやま内科での確認の流れ

症状の経過と服用中のお薬をうかがい、必要に応じて胃カメラ(経鼻・経口)で胃の粘膜を確認します。血液検査で貧血や炎症の有無を確認することもあります。

胃カメラ・腹部エコー検査は水曜午前に行っています。ご予約は直接お電話(077-586-1218)でご連絡ください。

胃以外の原因も考えます

みぞおちの痛みは、胆のうやすい臓の病気、心臓の病気で起こることもあります。腹部エコー検査や心電図もあわせて行い、必要と判断した場合は近隣の専門医療機関へご紹介します。

考えられる主な疾患

胃炎・胃潰瘍

みぞおちの痛みの代表的な原因です。ピロリ菌の感染や痛み止めの服用が背景にあることが多く、内視鏡で状態を確認して原因に応じた治療を行います。

ピロリ菌感染

胃炎・胃潰瘍の原因となります。除菌治療により潰瘍の再発を減らせることが知られています。健診で陽性を指摘された方はご相談ください。

逆流性食道炎

胸やけとともに、みぞおちの痛みや不快感として感じられることがあります。胃カメラで食道の状態を確認します。

よくあるご質問

Q. 痛み止めを飲むと胃が痛くなります。どうすればよいですか?

A. 痛み止め(消炎鎮痛薬)は胃潰瘍の代表的な原因です。他の医療機関で処方されているお薬も含めてご相談ください。お薬手帳をお持ちいただくと、胃を守る方法を含めてご提案できます。

Q. 空腹時に痛むのと食後に痛むのでは違いがありますか?

A. 痛むタイミングは原因を考える手がかりになりますが、それだけで判断はできません。経過をうかがったうえで、必要に応じて内視鏡で確認します。

Q. 胃カメラを受けるべきか迷っています。

A. まず診察でお話をうかがい、検査が必要かどうかを一緒に考えます。体重が減っている、便が黒い、貧血を指摘されたなどの場合は、早めの検査をおすすめします。

Q. ストレスが原因でしょうか?

A. ストレスは胃の症状に影響する要因の一つですが、それだけとは限りません。胃炎・胃潰瘍などが隠れていることもあるため、症状が続く場合はご相談ください。

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参考文献

  1. 日本消化器病学会「消化性潰瘍診療ガイドライン2020(改訂第3版)」 南江堂, 2020