症状

胸やけ

胸やけが続く、酸っぱいものが上がってくる、市販の胃薬を飲んでも戻ってくる。こうした症状の背景には逆流性食道炎や胃炎などがあります。すぎやま内科では、日本消化器病学会専門医・日本肝臓学会専門医の泉院長が診療し、必要に応じて胃カメラ(経鼻・経口)で確認します。検査は水曜午前に行っています。

監修: 泉 貞言(院長)公開日: 最終更新日:

胸やけが続くときに考えること

胸やけは、胸の中央あたりが焼けるように感じたり、酸っぱいものや苦いものが上がってくる感覚を指します。食後や横になったとき、前かがみになったときに強くなることがあります。

多くは胃酸が食道へ逆流することで起こりますが、胃炎や胃潰瘍、まれに食道や胃の別の病気が背景にあることもあります。市販薬でいったん和らいでも、原因が続いていれば症状を繰り返します。

受診のときに教えていただきたいこと

  • いつごろから、どのくらいの頻度で起きているか
  • 食後・空腹時・夜間など、症状が出やすいタイミング
  • 市販薬を使っているか、効いているか
  • 他の医療機関で処方されているお薬(痛み止めなど)
  • 体重の変化、食事が通りにくい感じの有無

すぎやま内科での確認の流れ

症状の経過をうかがい、必要に応じて胃カメラ(経鼻・経口)で食道と胃の粘膜を直接確認します。症状だけでは、逆流性食道炎なのか胃炎なのか、別の病気なのかを見分けられないことがあるためです。

胃カメラ・腹部エコー検査は水曜午前に行っています。ご予約は当日順番予約ではなく、直接お電話(077-586-1218)でご連絡ください。診察のみをご希望の場合は、当日順番予約をご利用いただけます。

検査の前でもご相談いただけます

「検査を受けるかどうか迷っている」段階でも構いません。まず診察でお話をうかがい、検査が必要かどうかを一緒に考えます。

考えられる主な疾患

逆流性食道炎

胸やけの代表的な原因です。胃酸が食道へ逆流して粘膜に炎症が起こります。胃カメラで食道の状態を確認し、お薬と生活の見直しを組み合わせて治療します。

胃炎・胃潰瘍

胃の粘膜の炎症や潰瘍でも胸やけを感じることがあります。ピロリ菌の感染や痛み止めの服用が背景にあることがあり、原因に応じた治療を行います。

ピロリ菌感染

胃炎や胃潰瘍の原因となり、胸やけや胃の不快感につながることがあります。健診でピロリ菌陽性を指摘された方はご相談ください。

よくあるご質問

Q. 市販の胃薬でよくなりますが、受診した方がよいですか?

A. 市販薬で症状が戻ってくる場合は、原因が続いている可能性があります。逆流性食道炎以外の病気が隠れていることもあるため、一度ご相談ください。

Q. 胸やけと胸の痛みは違いますか?

A. 胸やけは焼けるような感覚で、食後や横になったときに強くなることが多い症状です。一方、締めつけられるような胸の痛みが冷や汗や息苦しさをともなう場合は、心臓の病気の可能性があります。この場合はためらわず救急要請してください。

Q. 胃カメラは受けた方がよいですか?

A. 症状の続き方や年齢、他の症状によって判断します。まず診察でお話をうかがい、検査が必要かどうかを一緒に考えます。検査をご希望の場合は水曜午前に行っています。

Q. 生活で気をつけることはありますか?

A. 食べ過ぎ、脂肪の多い食事、食後すぐに横になること、前かがみの姿勢、喫煙などが症状に影響します。生活の状況をうかがったうえで、続けられそうなところからご相談します。

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参考文献

  1. 日本消化器病学会「胃食道逆流症(GERD)診療ガイドライン2021(改訂第3版)」 南江堂, 2021