症状

お腹の張り

お腹が張って苦しい、ガスがたまる感じが続く、少し食べただけで満腹になる。こうした症状の背景には、便通の異常や消化管の動きの問題、まれに他の臓器の病気があります。すぎやま内科では、日本消化器病学会専門医・日本肝臓学会専門医の泉院長が診療し、必要に応じて腹部エコー検査で確認します。

監修: 泉 貞言(院長)公開日: 最終更新日:

お腹の張りが続くときに考えること

お腹の張りは、腸にガスや便がたまっている場合が多い一方、消化管の動きが低下している場合、腹水がたまっている場合など、原因はさまざまです。

「よくあること」と考えて我慢されている方も多いのですが、食欲不振や体重の減少をともなう場合は、別の病気が隠れていることがあります。

受診のときに教えていただきたいこと

  • いつごろから続いているか
  • 食後に強くなるか、一日中続くか
  • 便通の変化(便秘・下痢・便が細くなった)
  • 食欲の変化、体重の変化
  • 服用中のお薬
  • 健診で便潜血反応陽性・肝機能異常を指摘されたことがあるか

すぎやま内科での確認の流れ

症状の経過と便通の状況をうかがい、お腹の診察を行います。血液検査で貧血・炎症・肝機能・腎機能などを確認します。

腹部エコー検査は水曜午前に行っており、肝臓・胆のう・すい臓・腎臓の状態や腹水の有無を確認できます。ご予約は直接お電話(077-586-1218)でご連絡ください。

必要に応じて内視鏡や専門医療機関へ

胃の症状をともなう場合は胃カメラ(経鼻・経口)で確認します。大腸の内視鏡検査が必要と判断した場合は、検査ができる近隣の専門医療機関へご紹介します。

生活の要因もあわせて考えます

早食い、炭酸飲料、食物繊維の摂り方、運動不足、ストレスなども症状に影響します。生活の状況をうかがったうえで、続けられそうなところから一緒に考えます。

考えられる主な疾患

過敏性腸症候群

お腹の張りとともに、腹痛や便通の異常(下痢・便秘)を繰り返す病気です。他の病気が隠れていないかを確認したうえで診断します。

胃炎・胃潰瘍

胃の不快感や食後の張りとして感じられることがあります。内視鏡で胃の粘膜を確認します。

逆流性食道炎

げっぷが増える、食後にもたれるといった症状をともなうことがあります。胃カメラで食道の状態を確認します。

よくあるご質問

Q. お腹の張りだけでも受診してよいですか?

A. 受診いただけます。とくに食欲不振や体重の減少をともなう場合、便通が変わってきた場合は、一度ご相談ください。

Q. 腹部エコー検査はどのように予約しますか?

A. 腹部エコー検査は水曜午前に行っています。当日順番予約の対象外のため、直接お電話(077-586-1218)でご予約ください。診察のみをご希望の場合は当日順番予約をご利用いただけます。

Q. 市販の整腸剤を飲み続けてもよいですか?

A. 症状が続く場合は、他の病気が隠れていないかを確認しておくことをおすすめします。市販薬で対応を続けるより、一度ご相談ください。

Q. ガスがたまりやすい体質でしょうか?

A. 早食いや炭酸飲料、食物繊維の摂り方などが影響することがあります。一方で消化管の動きの問題や他の病気が背景にあることもあるため、続く場合はご相談ください。

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参考文献

  1. 日本消化器病学会「機能性消化管疾患診療ガイドライン2020—過敏性腸症候群(IBS)(改訂第2版)」 南江堂, 2020